こんにちは!香港は2017年は旧正月を1月28日に迎えました。香港にあるビルは旧正月になるとクリスマスシーズン同様に旧正月仕様にライトアップされます。今回は今年2017年の各ビルのライトアップがどのようなものだったかを紹介していきたいと思います。
目次
中環(セントラル)~金鐘(アドミラリティ)
まずは中環、金鐘付近の以下の3つのビルから紹介したいと思います。これらのビルは名前は知らずとも見たことがあるかもしれません。星光大道(アベニュー・オブ・スターズ)からや、中環のフェリー乗り場近くの歩道橋から見たことがある方も多いと思います。
この3つのビルは書いてある正月のお祝いの言葉が3つとも「恭賀新禧」になっています。これは”あけましておめでとう”の意味と同じで新年を迎えたことをお祝いする意味が入っています。
中環 滙豐總行大廈(HSBC Main Building)
HSBC 上海滙豐銀行の滙豐總行大廈(HSBC Main Building)の旧正月のライトアップです。HSBCのビルはいつ見てもかっこいいですね。「恭喜發財」と「新年進步」と「福」という文字があります。「恭喜發財」の意味は”お金に恵まれますように”という意味なのでまさに銀行とぴったりな言葉だと思います。「Kung Hei Faat Choy」は「恭喜發財」の広東語の読みを英語表記風に書いたものです。欧米の人はこれを見て理解できるのでしょうか。
灣仔(ワンチャイ)
次は金鐘のお隣にある灣仔の紹介です。以下は中信大廈(Citic Tower)のビルに表示されている新年の挨拶です。このビルのディスプレイは大型で目立つので見たことがあると思います。「萬事勝意」は”何事も希望通りにいきますように”、「新年進步」は”新年を迎え新しい気持ちで進んでいく”という意味になります。
次は夏愨大廈(Harcourt House)と中國恆大中心(China Evergrande Tower)の上にある横長のディスプレイにも新年の挨拶があります。このビルは2つのビルで1つのディスプレイを支えている面白い構成になっています。写真左側が夏愨大廈、右側が中國恆大中心になります。普段はサムスンのGalaxyやテレビの広告に使われています。
次は信和廣場(Sino Plaza)です。左下の画像になります、パナソニックのロゴがあるマンションの隣にあります。このビルはロケットのような西洋のお城のようなデザインが特徴で新年の挨拶として「恭喜發財 新年進步」と書いてあります。右下の画像は灣仔のビル群を撮影したものになります。残念ながら旧正月仕様になっているビルはありません。
上環(ションワン)
次は上環にある信德中心(Shun Tak Centre)を紹介します。マカオにいくフェリーに乗るときはこのビルにいきますよね。こののビルのディスプレイはドットが大きめなので写真を拡大すると逆に文字が見づらくなります。「如意吉祥」は”希望が叶い運がよくなることを願う”、「財源廣進」は”お金が巡ってきますように”という意味が入っています。
尖沙咀(チムサーチョイ)
「尖東」駅のほうにあるビルのライトアップです。ここは毎年綺麗なライトアップがされていて、なおかつ人通りもあまり多くなく道も広いのでゆっくりと写真を撮ることができます。
左下の写真は永安廣場で酉年らしく鶏の絵がかいてあります。文字は読みにくいのですが「恭喜發財」と書いてあります。右下は尖沙咀中心のもので「花開富貴」と書いてあります。意味は”(花が開くように)お金もやってきますように”です。
下の写真は左側が東海商業中心(East Ocean Centre)と右側の新文華中心(New Mandarin Plaza)とです。「福」という漢字、さらにサンタクロースのようなコスチュームを着ているのでクリスマスと旧正月を合わせた面白いライトアップになっています。
環球貿易廣場(ICC)
現在香港で一番高いビル「環球貿易廣場(International Commerce Centre)」です。写真が少し見にくいかもしれませんが1枚目は「步步高升」、2枚目は「開花富貴」と書いてあります。「步步高升」は”色々なことが向上することを願う”意味が入っています。
旧正月に使われる挨拶の言葉とその意味は「旧正月の挨拶を学ぼう!」にまとめてありますので、ぜひ一読ください。
また、以前「2016年 香港 クリスマスシーズンの展示」でクリスマスシーズンのライトアップについて紹介しましたが、クリスマスと旧正月は一ヶ月程度しか離れていないので変更しないビルも多くあります。
今回もお読み頂きありがとうございました。
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