《広東語》 (初級29)[動詞] + 錯 : ~をし間違える
- 2019/8/13
- 広東語(Cantonese), 文法, 初中級
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こんにちは!今回は「[動詞] + 錯」について学んでいきたいと思います。ミスをしてしまった、何かをし間違えた場合に述べる言葉として使用されます。
「[動詞] + 錯」とは
文法 | [動詞] + 錯(cho3) |
---|---|
意味 | [動詞]のことをし間違える |
動詞の後に「錯」をくっ付けて言う事で、その動詞を”~し間違える”という時につかいます。例えば電話をかけ間違えたとしましょう。このような時は”電話をかける”という意味の「打電話」と「錯」を組み合わせて以下のように表現することができます。
この例文の「錯」の後に「咗」がある理由は既に過去のことだからです。「咗」を付加する場合は「錯」の後になることに注意してください。また語気助詞の「添」は間違ってしまったとき等に”あっ、やってしまった”という感じのニュアンスとなっています。
それではもう一つ例文を見てみましょう。
さきほどの例文と同様に簡単な構成ですので意味を捉えるのは簡単だと思います。ただこの日本語の翻訳からも想像できますが、宿題の問題の回答を間違えたのか、それともやるべき宿題そのものを勘違いして別の科目の宿題をやってしまった間違えたのかは定かではありません。
それでは、他の例文も見ていきましょう。少し難しいのを用意しました。
例文で練習しよう!
この例文では具体的な間違えた動作を述べていません。持ってくるのを間違えたのか買い間違えたと考えられます。
補足
「錯」という使い方ですが、間違えた動作に対する動詞を使わず、単純に「我錯咗。」と述べるももちろんできます。
また「錯」を名詞として使うととても便利な言い方ができるのでここで紹介したいと思います。
このように「[人] + 嘅錯」とすることで”[人]のせい”、”[人]のミス”という意味として使うことができます。[人]の部分を「我」にすると「我嘅錯」と”わたしのミス”、”わたしのせい”とすることができます。
今回もお読み頂きありがとうございました。
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