《広東語》 越 + [動詞/形容詞] + 越~ : [動詞/形容詞]すればするほど~だ
- 2016/10/31
- 広東語(Cantonese), 文法, 中級
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「越 + [動詞] + 越~」とは
こんにちは!今回は「越 + [動詞] + 越~」について紹介したいと思います。
文法 | 越(yut6) + [動詞/形容詞] + 越(yut6)~ |
---|---|
意味 | [動詞]すればするほど~だ |
以前、「~越嚟越… : ~のことがだんだん…になる」という使い方を紹介しました。
この時は「越嚟越」てセットで使っていましたが、今回は「越嚟越」の2つの「越」の間にある「嚟」が他の様々な動詞もしくは形容詞に置き換わるパターンになります。
それではまずは動詞「行」を使った簡単な例文をみていきましょう。
この例文のように「越行越」と「越」2つの間に動詞を挟んで使用します。この部分の意味は”歩けば歩くほど~である”となります。2つの「越」の間の動詞または形容詞をすればするほど、”その後(この例文では「快」)に述べられることになる”という表現ができます。
では次は形容詞「大」を使った例文を見てみたいと思います。
この例文も「越」2つの間に形容詞を挟んで使用します。この「越大越~」の意味は”大きくなればなるほど~だ”となります。動詞と形容詞の時の使い方に差は特にありません。
では他の例文を見ていきましょう。
例文で練習しよう!
※[動詞] + 過(gwo3):[熟語] もう一度 [動詞] する。
補足
例文④と⑤を見て少しわかりにくく感じませんでしたか?
先ほどは説明しませんでしたが、このように「越 + [動詞], [主語] + 就越」というパターンもあります。主語は例文④のようにない場合もあります。文章にすると「,」で一度文が区切られます、実際話す、読むときはこの「,」部分でほんの少しだけ時間が空き文章がきれる感じがします、そのため接続詞として「就」が入ります。
また漢字表記は「越 + [動詞/形容詞] + 越」ではなく「愈 + [動詞/形容詞] + 愈(読み同じ)」が使われる場合があります。
今回もお読み頂きありがとうございました!
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