《広東語》(初級41) 識/唔識 + [動詞] : ~できる/できない。
- 2017/3/14
- 広東語(Cantonese), 文法, 初級
- できるシリーズ
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今回は「識/唔識 + [動詞]」の使い方について学習していきたいと思います。
「識/唔識 + [動詞] 」とは
「識」、「唔識」は非常によく使われます。頑張って覚えていきましょう。
文法 | 肯定:識(sik1) + [動詞] 否定:唔識(sik1) + [動詞] |
---|---|
意味 | 肯定:[動詞]のことができる。 否定:[動詞]のことがでできない。 |
この漢字の「識」は日本語だと”知っている”、”認識する”などという意味が入っていますよね。広東語もほぼ同じ意味をもっており”(知っていてるから)できる”という意味を持っています。ちなみに広東語は”できる”という言葉をかなり細かい背景に合わせて使い分けます。これについては初級~初中級にかけてゆっくりと説明していきたいと思います。では、今回学習する「識」を使った例文を見ていきましょう。
※整(jing2):[動詞] 直す。
“直す”という意味の動詞「整」と「識」が組み合わせることで”直すことが(知っているから、知識があるから)できる”という意味になります。
では次は否定の時の例文を見ていきましょう。
この例2は例1の文を否定にしただけですので意味はすぐおわかりになったと思います。否定するときは「識」の前に否定を意味する「唔」をつけることで”(知らないから)できない”となります。
それでは最後に疑問文の場合を見ていきましょう。
※將軍澳(jeung1 gwan1 ou3):[地名] 香港の地名の一つ。香港新界地区の東側にあります。
疑問形にする場合は上記の例文のように「識唔識」と形にします。後ろの「去」という動詞を「去唔去」としないように注意してください。ここでの「識去」は”(行き方などを知っているので)行くことができる”という意味になります。また、このような質問に答える場合は以下のように言います。
肯定:
否定:
会話の内容からどこに行くのかは明らかですので、返答では目的語である「將軍澳」を省略しても大丈夫です。もちろん「去」の後に目的語を述べても構いません。また、動詞「去」も省略して以下のように述べることもできます。
肯定:
否定:
それでは他の例文も聞いて見ていきましょう。
例文を使って練習しよう!
※題目(tai4 muk6):[名詞] (テストの)問題。量詞は「條」を使用します。
「中文」と香港と言うと通常、話す方面は「広東語口語」、書く方面は「書面語」を指します。
質問:
回答:
質問:
回答:
質問:
回答:
補足
例3の回答例でも説明しましたが「識」はという単体で使うこともできます。この場合は”できる”という意味もありますが、”知っている”という意味もあり、以下のように使います。
質問:
回答:
今回もお読み頂きありがとうございました。
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