《広東語》(初級48) 再 + [動詞] : 改めて[動詞]する
- 2017/3/30
- 広東語(Cantonese), 文法, 初級
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今回は「再」の使い方について学習していきたいと思います。
「再」とは
文法 | ~,再(joi3)… |
---|---|
意味 | また~ (それから)改めて~ |
「再」は日本語にすると複数の表現方法になってしまい、少しわかりづらい部分があります。ただ、「再」は比較的よく使われるので理解できるように頑張っていきましょう。漢字としては「再(joi3)」なので、”再び”、”もう一度同じこと”をするイメージをしてしまうかもしれません、確かにそのように捉える場合もあるのですが、この「再」は一言でいうと、”最終的にそうするよ”、”それから改めてそうすよ”、”その時にそうするよ”という時に使います。
それではまずは例文を見ていきましょう。
※洗手(sai2 sau2):[動詞+目的語] 手を洗う。
この例文はお母さんが「明仔」に手を洗うように促している場面になります。前半の文章で「你洗完手(手を洗い終わる)」と先にすることを述べます。その後に「再」を使ってそれから改めてする事、この例文では「食飯啦(ご飯を食べなよ)」と述べます。
もう1つ例文を見てみましょう。
※飽(baau2):[形容詞] お腹がいっぱいである。お腹いっぱい。
この例文も例1と同様です。前半ですること・状態を述べて、その後で改めてすることを述べます。後半の文章には”少ししたら”という意味の「一陣」ありますが、このように「再」には時間に関する単語が述べられることもよくあります。その場合は「再」の前にその時間に関する言葉を述べてください。例えば他には”後で”という意味の「遲啲(chi4 di1)」や時間を表す”午後”という意味の「下晝(ha6 jau3)」などがあげられます。
“再び”という意味だけではないので注意
冒頭でも紹介しましたが、”同じ動作を繰り返す”というだけの意味ではありませんので注意してください。例えば以下の例文を見てください。
この例文を見ると「再」は”もう一度同じことをするときの意味だ”と思ってしまうかもしれませんが違います。あくまで”その時になったら改めてその動作をする”という意味になります。”再び”、”もう一度同じことをする”というのは前半の文章に既に同じ動作をしたことが書いてあるので、文章全体としてそう理解できるだけなのです。
例文で練習しよう!
「再」の位置に注意してください。「再」は対象の動詞の直前に付加します。この例文だと”また行きたい”なので「去」の直前につけます。
冇辦法(mou5 baan6 faat3)はよく使う単語なのでぜひ覚えましょう!
「教我做功課」は直訳すると”わたしが宿題することを教えて”となります。
この文章は、以前同じことがあったわけではありません。日本語にしにくいので日本語文には書いていないのですが”最終的にこうする”というニュアンスが入っています。なので「再唔~」で”~しないと…”という意味になります。
この例文も⑤と同じで「再唔~」の部分はで”~しないと…”という意味になります。
今回もお読み頂きありがとうございました。
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