《広東語》 [動詞] +到 ~ : [動詞] して~になる
- 2016/11/21
- 広東語(Cantonese), 文法, 中級
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「[動詞] +到~」とは
こんにちは!今回は「[動詞] +到~」について紹介していきたいと思います。
文法 | [動詞] +到(dou3) + [状態] |
---|---|
意味 | [動詞] して~になる |
この用法は動詞のことをしたら、とある状態になったという時に使います。「到」はその状態に”到達する・なる“という意味となります。
「到」の読み方は「dou3」と第3声なことに注意してください。同じ漢字ですが読みと意味の異なる「到(dou2)(意味:できる)」と区別しましょう。
また、この用法を詳しく書くと
(1) [動詞] +到 + [主語] + [形容詞]
(2) [主語] + [動詞] +到 + [形容詞]
というパターンに大きく分かれます。主語は省略しても構わず、主語を述べる場合は(1)と(2)のようにどちらかに配置されます。
それでは例文を紹介したいと思います。
この例文の後半で使われている動詞「行(歩く)」、「到(その状態になる)」、形容詞「好攰(疲れる)」という3つの単語を並べることで”歩いて疲れる(歩き疲れる)”となります。
主語は「行到」の前でも後ろでも構いません。この例文の場合は「行」は「我」の動作、「攰」も「我」の状態のためどちらに主語をつけても問題ないためです。また形容詞は単独で使わず「好」など形容詞を強調する副詞を使用する必要があります。
ちなみに「好難行」は”坂が歩きにくい”、”道がわかりにくい”、”迷いやすい”等という理由の”歩きにくい”となります。
もう一つ例文を見てみましょう。
この例文内で今夏の文法が使われている部分は簡単にすると「攞到好痛」となり、「攞(持つ)」ということをして「好痛(痛い)」という状態になることを述べています。また主語「隻手」は「好痛」の前にありますが、「攞到」の前に置いても構いません。
それでは他の例文も見ていきましょう。
例文で練習しよう!
補足
今回紹介した「到(dou3)」と「動詞のことができる」という意味の「到(dou2)」と漢字が同じなので文章で見ると見分けがつきにくいかもしれません。しかし広東語ネイティブの人は容赦なく「到」をメッセージで書いて送ってくるので見分けがつくようになりましょう!「到」の後に形容詞があるかないかが見分けるポイントです。
今回もお読み頂きありがとうございました。
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