《広東語》 整 + [形容詞/動詞] + [目的語] : ~を…の状態にする。
- 2016/7/15
- 広東語(Cantonese), 文法, 中級
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※2016年08月10日 説明を追記しました。
「整 + [形容詞/動詞]」とは
こんにちは!今日は「整」を使った文法を紹介していきたいと思います。
文法 | 整(jing2) + [形容詞/動詞]) + [目的語] |
---|---|
意味 | [目的語]を[動詞/形容詞]の状態にする。 |
[目的語]を[動詞または形容詞]の状態にする時に使用します。この用法を使う動詞は決まっていて通常「目的語を取ることができない動詞/形容詞」に対して使います。
「整 + [形容詞/動詞]」を日本語の文法にあてはめると目的語をとることができる他動詞として表現する際に似ています。
日本語でも”コーラを冷える”とは言わず、”コーラを冷やす”という言い方をしますよね、これと同じです。
では簡単な例文を1つ紹介したいと思います。
この例文は”冷える”という意味の「凍」と「整」を組み合わせて”冷やす”という意味として使っている例文になります。またこのような形にすることで後ろに目的語(この例文では「啲可樂」)も取ることができます。
また、使える動詞、形容詞ですが以下のようなものがあります。目的語は本来あるべきなのですがこの例文では見やすいように省略します。
整凍~(jing2 dung3):~を冷す。
整亂~(jing2 lyun6):~をちらかす。
整靚~(jing2 leng3):~を綺麗にする。
整香~(jing2 heung1):(芳香剤や香水等を使い)~をいい匂い・香りをさせる。
他にも使える動詞はたくさんあるので以降の例文で合わせて紹介していきたいと思います。それでは見ていきましょう。
例文で練習しよう!
補足
例文で見て頂いたように本来「主語 + 動詞/形容詞」で使う物を「整」で使うことにより目的語として使えるようになりました。また、目的語は基本的に入りますが、例えば目的語について話題にでていて、下の例文のように既に目的語がはっきりしている時は、目的語を省略することができます。
Aさん:
Bさん:
※2016年08月07日 あまり適切ではない言葉がありましたので修正しました。
今回もお読みいただきありがとうございました!
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