《広東語》 広東語 旅行・出張用会話集:はじめに
- 2019/2/11
- 広東語(Cantonese), 会話, 旅行・出張用会話集
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「広東語 旅行・出張用会話集」では香港・澳門(マカオ)に旅行、もしくは出張・ビジネスで訪れる方、香港に在住する方、広東語を習い始めた人等の初心者の方が一言の簡単な会話ができる事を目的として作成しています。
あまり文法といった事については説明していないので、文法についても時間をかけて学習していきたいという方は「広東語 文法講座」をご覧ください。
以降には「広東語 旅行・出張用会話集」を見るにあたりポイントを記載していきますので、是非これらをお読み頂いた後に「広東語 旅行・出張用会話集」の各会話について学習していってください。
これだけは覚えておこう「一人称」「二人称」「三人称」
「広東語 旅行・出張用会話集」を利用するにあたり、広東語の「一人称」、「二人称」、「三人称」と、それぞれの「単数形」と「複数形」を覚えておくとよいでしょう。
会話集の例文には「我(意味:わたし)」や「你(意味:あなた)」がよく使われていますが、これらを他の人称や複数形に置き換えることで応用として便利に使うことができます。
発音については以下の音声マークを押すことで聞くことができますので何度も聞いて覚えましょう。
一人称 | 二人称 | 三人称 | |
---|---|---|---|
単数系 | 我 (ngo5) わたし・僕 |
你 (nei5) あなた・君 |
佢 (keui5) 彼・彼女 |
複数系 | 我哋 (ngo5 dei6) わたしたち・僕たち |
你哋 (nei5 dei6) あなたたち・君たち |
佢哋 (keui5 dei6) 彼たち・彼女たち |
日本語は自分の事を”おれ”、”ぼく”、”わたし”などと複数の形式がありますが、広東語では男性も女性も関係なく「我」のみとなります。また”彼女”、”彼”を表す三人称も性別区別なく「佢」となります。
また補足として「佢」は”それ”、「佢哋」は”それら”という意味もあり人以外にも使われることがあります。
広東語をとりあえず即席で覚えたいという方へ
広東語は発音の仕方が日本語と異なる部分も多く、日本人には「声調(イントネーションに相当)」呼ばれるものが意味を表すため、この「声調」が重要になっていきます。
例えば外国人の方が話す日本語はクセの訛りがあることが多いですが、広東語の場合はあまり許容されず、相手の方へ全く言っていることが伝わないということが起きます。
また、「声調」以外の発音も広東語は日本語と比べシビアな部分も多く、短期間で欲張って何個も覚えても全て中途半端に終わる可能性が高いのでお勧めしません。
以上の理由から、出会いの挨拶や、別れの挨拶等、どうしても広東語で伝えたいという部分を数個ピックアップしてそれだけをひたすら練習し覚えていったほうがよいでしょう。
広東語を母語とする方は外国人が広東語を学ぶのは非常に難しいと認識しているので、一言だけでも広東語で話せばそれだけで気持ちはしっかりと伝わると思います。
また発音は口を大きく開けて、大きな声ではっきりと、噛まずに言うことを心がけましょう。
それでは広東語の学習を頑張っていきましょう!
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