《広東語》 [動詞] + 嚟 + [動詞] + 去 : あれこれ [動詞] する
- 2016/7/6
- 広東語(Cantonese), 文法, 中級
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※2016年08月10日 説明を追記しました。
「[動詞] + 嚟 + [動詞] + 去」とは
こんにちは!今回は「[動詞] + 嚟 + [動詞] + 去」という文法について勉強していきたいと思います。
文法 | [動詞] + 嚟(lei4/lai4) + [動詞] + 去(heui3) |
---|---|
意味 | しきりに[動詞]をする。 [動詞]してきたり[動詞]していったりする。 あれこれ[動詞]する。 [動詞]してばっかりいる。 |
この文法は「嚟」と「去」の前の動詞はどちらも必ず同じ動詞を取ります。この用法を使う事で、しきりに[動詞]をしていることを表現することができます。
例えば”歩く”という意味の動詞「行(haang4)」と組み合わせると「行嚟行去」となります。単純にこれだけ読むと”歩いて来て歩いて行く”となりますが、この場合は”行ったり、来たり”という同じ動作を繰り返すという表現になります。
では「行嚟行去」を使って、簡単な例文を紹介したいと思います。
このようにバタバタしている、しきりにそれをしている様子を表現できます。またこの用法を使った部分の文は例文の「佢行嚟行去」の部分のように短くなる傾向にあり、一度文章が区切られることが多いです。
この用法が使える動詞はたくさんあるので、今回は例文をいつもより多く紹介していきたいと思います。
例文で練習しよう!
補足
以上今回の文法でした!
この文法で使う2つの動詞は必ず同じで1音(1文字の漢字)です。二文字の漢字を使う時は一文字に省略されます。例えば例文⑪で使っている化粧をする動詞「化粧」は通常二文字の動詞ですが「化」とここでは省略しています。
また例文を見て頂ければおわりになったと思いますが、この文法は、「都係」、「都」とよく組み合わせて使われます。
今回もお読みいただきありがとうございました!
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