220

繁体字⇔簡体字 相互変換ツール 使い方

本ページは「こちら」にて公開している”繁体字⇔簡体字 相互変換ツール”の使い方について説明をします。

「簡体字→繁体字」については複数の候補がある場合があります。その場合は香港で使用される頻度の高い繁体字を選択し表示するようにしています。(後述するチェックボックスの設定にてより多くの候補を表示することも可能です。

各項目について

ここでは「繁体字⇔簡体字 相互変換ツール」の各項目について説明をします。

繁体字⇔簡体字 相互変換ツール 画面

①文字入力欄 この欄に変換したい漢字を含む文章を入力してください。現在最大2000文字まで対応しています。2000文字を超えた場合、2000文字目までを変換処理します。
②変換する漢字の種類 繁体字から簡体字への変換、もしくは簡体字から繁体字への変換をお選びください。
③変換実行 このボタンを押すと入力された漢字を含む文章をユーザーの指定した漢字形に変換をします。
④変換結果表示欄 ここにユーザーの指定した漢字形に変換した文章が表示されます。
⑤各チェックボックス 各チェックボックスは以降で詳細を説明します。必要に応じてチェックをしてください。

各チェックボックスについて

ここでは各チェックボックスの内容について説明します。

(1) (簡体字→繁体字の場合のみ)より多くの繁体字変換候補を表示する。
簡体字から繁体字へ変換する場合、複数の変換候補がある事が多くあります。本項目にチェックがない場合は本ツールが独自に設定している香港にて使用頻度の高い繁体字を表示するようにしていいます。本項目にチェックを入れると、使用頻度の低い繁体字への変換候補も表示するようにします。
(2) 漢字以外の文字は表示しない。
本項目にチェックを入れると、「文字入力欄」にて入力された文字に漢字以外が含まれていた場合に、それらを削除して漢字のみを「変換結果表示欄」に表示します。
(3) [(2)にチェックした場合のみ] 文章に含まれる以下の文字は変換結果欄に表示する。
この機能は「(2) 漢字以外の文字は表示しない。」のみチェックされた場合は、句読点といった記号も削除してしまいます。本項目にチェックを入れ、テキストボックスに除外した文字を入力すると、それらはといった記号は削除せず「変換結果表示欄」に表示するようになります。「,」、「.」、「。」、「、」、「,」、「?」、「?」といった句読点や記号を削除したくない場合にご使用ください。デフォルト値として「,.!?。、,!?」の文字を削除除外するようにしています。
(4) 変換時に発生したエラーのログを出力する。
この機能は変換時にエラーが発生した場合にログとして出力します。例えば何らかの事情で変換できなかった漢字があった場合や、簡体字、繁体字以外の漢字が入力されていた場合にログが出力されます。

変換についての仕様:「簡体字→繁体字」

簡体字から繁体字への変換を行う場合、複数の繁体字の候補が存在することがあります。これは簡体字の特徴で複数の繁体字が同一の簡体字へと簡略化されているためです。例えば以下のようなものがあげられます。(左が簡体字、右が繁体字)

复:複、復
着:着、著
冲;沖、衝

このように複数の繁体字への候補が存在する場合は、本ツール独自の仕様で香港にて使用頻度が高い漢字を1つ選んで変換するようにしています。ただ、いずれも使用頻度が高い繁体字もあり、その場合は複数の変換校を表示するようにしています。 また、繁体字への変換候補が複数ある場合使用頻度の低いと思われる漢字はデフォルトで表示しないため、表示をしたい場合は「(1) (簡体字→繁体字の場合のみ)より多くの繁体字変換候補を表示する。」にチェックを入れてください。

将来的に辞書機能を搭載しより正確な変換を実現していく予定です。


変換についての仕様:「繁体字→簡体字」

繁体字から簡体字への変換の場合、常に対象の簡体字は1つとなり、複数の候補がでる事がないため、特記事項はありません。


繁体字及び簡体字以外の漢字の入力について

繁体字及び簡体字以外の漢字が入力された場合は、新字体を除きそのまま変換せず出力します。新字体が入力された場合は、対応する繁体字、簡体字に変換して出力する仕様になっています。

チェックボックス「(4) 変換時に発生したエラーのログを出力する。」を有効にすると、新字体がを簡体字/繁体字に変換した場合にログとして出力されます。また国字(日本独自の漢字)や朝鮮漢字(朝鮮独自の漢字)については対応する繁体字、簡体字が存在しないため変換はしませんが、チェックボックス「(4) 変換時に発生したエラーのログを出力する。」が有効になっている場合この漢字が含まれていることをログとして出力します。


ロゴについて

本「繁体字⇔簡体字 相互変換ツール」のロゴ、本ページのロゴについては広東語音声を録音して頂いているMollyさんに作成頂きました。

ページ上部へ戻る